さかきばらせいと-酒鬼薔薇聖斗
- 酒鬼薔薇聖斗
- 神戸連続児童殺傷事件
- 酒鬼薔薇聖斗事件
- 少年法で不適切な壁を作って何が本当の事か今なおはっきりしていない。後わずかで大人になった少年が社会に出てくると言うのに、社会は彼に備えることが何もできない。被害者関係者、コミュニティは怯えて暮らすことを余儀なくされる。少年法は加害者を守り被害者を何処までも苦しめる悪法だろう。憲法違反を唱える法学者はいないのだろうか。
- 「少年法は憲法違反?」
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http://blogos.com/article/106717/
長谷川豊2015年02月28日 18:51
少年法について
川崎で起きた凄惨な事件をもとに、少年法の改正が叫ばれ始めています。私のもとにも「長谷川さんは少年法についてどう思うのか?」というご質問が来たのでお答えしたいと思います。
結論から言うと「現在の」少年法は個人的には…まぁ…この辺りが落としどころなのだろうなぁ…というのが私の見方です。
まず、誤解されている方も少なくないのですが、現在の少年法はいくつかの点が少なくとも改められています。
近年、少年法の議論が最も盛り上がったのは1997年のことで、皆さんもご存じの「酒鬼薔薇聖斗事件」が入口になっています。
当時14歳の「酒鬼薔薇聖斗」を名乗る少年が児童二人を殺し、世間を挑発するような文章を添えて、非常に残忍な事件を起こしたことがありました。あの時、犯人は14歳の少年であったために「少年法」によりこの当時14歳だった少年は非常に「手厚く」保護されるのですが…
おかしくないか?と。
あれ以来、かなりの少年法に対する疑念が沸き上がりました。世間ではそのまま、まだ「犯罪者を守るおかしな少年法」でのイメージで捉えてらっしゃる方が少なくないのが現実だったりします。
私は朝の情報番組で数回「少年法」にまつわる報道をしてきましたので、その後の「改正された」少年法について少しお話をしておきます。多少新聞を読んでらっしゃる方には常識程度の話ですが。
まず、少年法は酒鬼薔薇事件をきっかけに改正へと動き始めました。最初に変わったのは2000年です。「逆送(ぎゃくそう)」っていうんですけど、「少年だから保護しよう」っていう考え方だけではなくて、「いや、重大事件だから刑事事件としてちゃんと裁こう!」って出来るようになったんです。この時、結構大きなニュースになりましたので見た方も多いでしょうね。現実的には…
今は少年事件だろうが、凶悪な場合は14歳以上であれば「刑事事件として」問うことができます(罪は軽くなるケースが多いけど)。
2007年には少年院送致の年齢も引き下げられました。今は大体12歳の少年であれば少年院に送致できます。19歳までは、基本的には「保護」するのであって、「刑事処分はしない」のは確かにそうなんですが、今回の川崎のケースなどは…ほぼ間違いなく逆送されると思いますので、刑事事件として処理されるはずです。
私の感想としては…法律の限界ってこの辺りなのかなぁ…と思うのです。
まぁ確かに18歳以上であれば、成人として扱ってもいいとは思いますが、それはまた今国会で話し合われるんでしょうが、基本的に少年法の理念にある「少年であれば、いつかは更生するはずだ」という考え方は大枠では私は賛成というスタンスです。人間はゼロから生まれますが、親を選ぶことはできません。親や生育環境を選べない以上、まだまだ変化の見込める10代の少年少女は、やはり希望を捨ててはいけないような気がします。
現在の刑事罰の多くは「被害者の権利をないがしろにしている」と言われています。
それは確かにその通りです。あまりにも苦しめられ理不尽に生きる権利を奪われる被害者、そして何一つ悪いことをしていないのに苦しめられる家族や友人たち。被害者周辺にはPTSDを発症し明確に二次被害を受けている方々も少なくありません。
確かに日本の司法は「加害者にとって有利」な側面があることは間違いないと思います。今後、改善されていくべきだと私も思います。厳罰化するべき犯罪は多々あると思います。
ただ、「犯罪の厳罰化」は基本的には「少年法」とは別の話です。
現在の日本の司法では、前述したようにいくつもの「例外」を認めています。今回のように事態が凶悪な場合、逆送され、刑事事件として司法が彼らを裁くでしょう(もちろん彼らが真犯人であったという前提の話ですが…)。逆にこのような凶悪なケースでない限り、私は「少年少女は更生の余地がある」と信じたいと思います。
それが私の少年法に対するスタンスです。
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追記
2017/05/24。日テレ「ミヤネヤ」で特集していた。 事件から20年。2人を殺害して1人に重傷を負わせた男か軽い刑を受けて既に出所していた。加えてこの男は事件を出版して金儲け。被害者を何度も繰り返し殺害し続けている。こんな奴は終身刑だ。何の反省もして異なのがその証拠。顔も名前も晒して社会的に刑を継続すべきだ。何処かにアップされていないのか?
アメリカには法律があって加害者が事件をネタに出版などして利益を得たら
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東慎一郎
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週刊文春「酒鬼薔薇聖斗」特集
事件の犯人は結婚もしているとか。不幸の連鎖をどこまでも続ける気なんだ。普通なら死刑の男に人間らしく生きる権利など誰も認めていないだろう。歪んだ少年法を利用した悪徳犯罪なのだから更に罪は重い。
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