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ひらのたつひこ-平野達彦


 

ひらのたつひこ-平野達彦
  • 平野達彦容疑者(40)
  • 兵庫県・洲本市
  • 近所に住む2家族5人を殺害。いずれも同姓だが近い親戚ではない。
  • 10年ほど引きこもり状態。
-
  • 平野浩之さん(62)
  • 平野靜子さん(84)(母親)
  • 平野方子さん(59)(妻)
  • 平野毅さん(82)
  • 平野恒子さん(79)(妻)

  1. ニュースの続報を見ると特に親戚というほどの間柄ではなかった。引き籠もり中にいろいろ問題行動を起こしていたようだ。精神的にも病んでいたらしい。被害を受けた住民は以前から警察に何度も相談していたが特段の対応は無く結局連続殺人事件に至った。
  2. 担当した警察署、警察官は、被害住民の話を聞くだけで、結局何の手も打たなかったが、結果論であっても不作為の罪は残るというしかない。構造はストーカー犯罪に極めて近い。
  3. 一方的な思い込みであろうが、病的なものであろうが、精神的な異常状態が顕在化して問題行動を起こしている中で、身の危険を感じた被害者が警察に相談する。警官は問題の切迫度を理解できないまま放置する。加害者の精神状態がますますエスカレートして凶行に及ぶ。ストーカー犯罪でもう何度も経験したシナリオそのままだ。
  • <不作為の理由>~なぜ警官の不作為が後を断たないか~
  1. 被害者の目線で不安を理解する訓練が出来ていない。やはり上から目線の発想。少なくとも、駐在警官は住民視点での危険予知訓練が必要だろう。
  2. 警官のサラリーマン化。マニュアル人間化。警官のという職務上ミスは許されないついマニュアルどおりの対応が優先して目の前の危機への臨機応変な対応ができない。
  3. 加点を求めないで減点を避ける9時~5時ポリスマンになりがちだ。
  4. 必要以上のローテーションも地域に入る努力を怠らせていないか。
  5. 今回の常時レベルをはるかに超える住民の訴えがあるのに、本部との適切な連携があったのか、自分で直接問題に当たろうとしたのか、疑問が残る。ニュースを見ると問題行動の主から一度も話を聞いていないようだが、これでは職務怠慢といわれても抗弁できないのではないか。本当の事情が明らかになれば違った見方もできるが、現時点では残念といえる。
  6. 事後対応優先になっていないか。処理業務。事件は未然防止がもっとも望まれることを正しく理解すべきだ。


http://mainichi.jp/select/news/20150309k0000e040134000c.html

連続殺傷:5人刺され死亡、40歳男逮捕 兵庫・洲本

毎日新聞 2015年03月09日 09時50分(最終更新 03月09日 12時02分)

兵庫県洲本市

 9日午前7時15分ごろ、兵庫県洲本市中川原町中川原の民家2軒で、60〜80歳ぐらいの男女5人が刃物で刺されるなどして死亡した。兵庫県警洲本署は現場近くに住む無職、平野達彦容疑者(40)が事件に関与したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。平野容疑者は容疑を認める一方、「弁護士が来てから話す」と供述しているという。平野容疑者と被害者の一部とは親族の可能性があり、県警は動機などを詳しく調べるとともに、被害者の身元確認を急ぐ。

 県警によると、亡くなったのは民家2軒の女性3人、男性2人で、いずれも60〜80代の高齢者とみられる。

 午前7時13分ごろ、平野浩之さん方から女性(32)の声で「両親が刺された」と110番通報があった。屋内に女性2人が、屋外に男性1人が、それぞれ倒れていた。周辺を調べたところ、南へ約100メートル離れた民家でも80歳ぐらいの男女が室内で倒れているのが見つかった。

 5人にはいずれも刃物による傷があり、一部の被害者は内臓にまで達していた。急行した同署員が近くの路上で血の付いた衣服を着ていた平野容疑者に職務質問したところ、「自分がやった」と事件への関与を認めたため現行犯逮捕した。逮捕後の調べには「弁護士と話をしてからでないと話しません」などと応じているという。

 現場は、洲本市役所などがある市街地から北に約3.5キロ離れた田畑や民家が点在する地域。平野容疑者の自宅と被害のあった2軒の民家は半径約50メートルの範囲にある隣近所。

 近所の人の話によると、平野容疑者は自宅に引きこもる生活を続けていたという。



http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2440155.html

兵庫・洲本で5人刺され死亡、殺人未遂容疑で男逮捕

 兵庫県洲本市の静かな山あいの集落に衝撃が広がりました。

 午前7時すぎ、住民の女性が近くの家に駆け込み、こう叫んだといいます。
 「お父さんとお母さんが刺された」

 通報を受けた警察が駆けつけたところ、住宅で高齢の男女3人が刃物のようなもので刺され倒れていて、死亡が確認されたほか、近くの住宅でも高齢の男女2人が血を流し、死亡しているのが見つかりました。警察は、近くに住む40歳の男を現行犯逮捕。なぜ、近所に住む5人が凶行に巻き込まれたのでしょうか?

 午前7時すぎ、兵庫県洲本市中川原町の平野浩之さん(62)の娘から、「お父さんとお母さんが刺された」と110番通報がありました。警察官が駆けつけたところ、浩之さんが自宅の玄関先で、刃物のようなもので刺されて倒れていました。家の中では、母親の靜子さん(84)と妻の方子さん(59)が倒れていて、その後、3人の死亡が確認されました。浩之さんは県の土木事務所で働いていて、職員からも慕われていたといいます。

 「(浩之さんは)ホンマに真面目。皆から慕われている。(Q.トラブルは?)ないと思う」(近所の人)

 警察は、現場周辺で着衣に血の付いた男を発見し、職務質問したところ、「俺がやった」と犯行を認めたため、現行犯逮捕しました。殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、近くに住む無職の平野達彦容疑者(40)で、その後の警察の取り調べに対しては、「弁護士が来てからしか話しません」と黙秘しているということです。

 「警察が辺りを捜索していたところ、およそ100メートルほど離れた住宅からも男女合わせて2人の遺体が見つかったということです」(記者)

 3人が倒れていた住宅から南におよそ100メートル先の住宅で、住民の平野毅さん(82)と妻の恒子さん(79)が血を流して死亡していました。平野容疑者は、ここから50メートルほど離れた住宅に住んでいて、警察が関連を調べています。

 「(平野容疑者は)変わった人だから気をつけろと言われた。(Q.パトカーはよく来た?)日に2、3回は来たよ」(近所の人)

 平野容疑者はインターネット上で、今回死亡した人たちを中傷する書き込みをしていました。また、近所の人によりますと、平野容疑者は10年以上にわたり、自宅にひきこもっていたということです。

 「(平野容疑者を)見かけることはない。家にずっといてると思う。ふだんは言い方悪いけど、(平野容疑者のことは)頭にない。学校になじめなかったのが、ひきこもりの原因になったのかな」(近所の人)

 警察によりますと、今のところ凶器は見つかっていないということで、警察は、犯行の動機や経緯を慎重に調べています。(09日17:50)

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