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まつばらたくみ-松原拓海


まつばらたくみ-松原拓海 

 松原拓海

こんな馬鹿をどうして家に居れるんだ。

新村桜利斗 ちゃん(3) 

身体を固定され熱湯を延々浴びせられて。

母親を恨んだだろう。

どんなに嫌だと言っても、松原に自分を預けて、自分でも殺されると思っていたのではないか。

こんな母親は、失格どころか、裏切り者だ。

親の離婚のときに母親の連れ後になった松原は、昔の自分をオリトちゃんに投影させて、理不尽な感情を倒錯させていたのだろう。親に何も言えず、自虐の日々を。

幸せそうな、オリトちゃんを憎く思い始めていたのだろう。

自分が見透かされていることも、自分を狂気の徒に落とし込んだのか。

松原巧が辿り着いたのはm幼児を処刑する事。

最も苦しい方法で。

処刑を遊びと言い換えて

死刑以外の選択はない。

本人が望んだことだ。

死以外の償いなど有り得ない。


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