とみむらだいすけ-冨村大輔
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- 分別盛りの男が一体何をやっているんだろう?。
殺人未遂:女性事務員刺され大けが、男逃走 大阪の診療所
毎日新聞 2015年05月28日 21時30分(最終更新 05月29日 00時04分)
男が逃げ込んだとされる自宅の府営住宅
28日午後4時55分ごろ、大阪府門真市幸福町の耳鼻咽喉(いんこう)科「栗山診療所」で、受付の女性事務員(58)が男に包丁で刺された。守口市門真市消防組合などによると、女性は顔付近や背中を数カ所刺され大けがをしたが、命に別条はないという。
男は近くの府営住宅に住む診療所の患者で、大阪府警門真署は同日夜、自宅にいたところを殺人未遂容疑で逮捕した。
門真署によると、男は冨村大輔容疑者(45)。灰色の長袖カッターシャツにベージュのズボン姿で現場から逃走していた。
冨村容疑者は診療所入り口から中に入った。受付カウンター内にいた女性事務員に近づき、無言のまま、かばんから取り出した刃渡り約30センチの包丁で刺したとされる。当時、診療所は診察時間中で患者数人がいたが、他にけが人はいなかった。
異変に気付いて診察室から出てきた男性医師が、冨村容疑者に「何してるんや」と大声で注意すると、冨村容疑者は医師を診療所の外まで追いかけた。その後、向きを変えて逃げ出し、近くの商店街を通って診療所から北東に約650メートル離れた自宅に逃げ込んだ。
目撃情報などから、冨村容疑者の関与が浮上。28日夕方から大勢の捜査員が府営住宅の周辺を取り囲み、警戒を続けていた。
現場は、京阪古川橋駅の北西約250メートルの古川橋本通商店街の一角。
◇「先生、包丁、包丁」
診療所で冨村容疑者はカウンター内にいた女性事務員に詰め寄った。女性は「先生、包丁、包丁」と男性医師に助けを求めて叫び声を上げたが、冨村容疑者は無言で女性の顔などを刺したという。床には血痕が残っていた。
医師はそれを制止しようとしたが、今度は襲われそうになり、診療所の外へ逃げた。それを追いかける冨村容疑者……。この様子を現場北側にあるマンションのベランダにいた主婦(29)が目撃していた。主婦は「早く犯人が捕まってほしい」と不安そうに語った。
現場近くの美容室には、診療所から出てきた人が駆け込んできた。「包丁を持った人がいる。助けて」。美容室の店内でパニック状態だった人を保護した。男性従業員(23)は「近所でこんな事件が起こるなんて思ってもなかった。怖い」。
女性事務員は右脇腹を押さえながら担架に乗せられ、病院に搬送された。2年前まで診療所近くにあった食堂の常連客だったといい、経営していた70代の女性は「優しい人でトラブルに巻き込まれることはあり得ない。あまりにもかわいそうだ」と声を震わせた。
付近の住民によると、冨村容疑者が住む府営住宅を28日夕に捜査員約10人が取り囲み、「開けろ」「出てこい」などと呼びかけていたという。午後10時35分ごろ、捜査員十数人が家宅捜索に入った。
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