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ひらもとほだか-平元穂高


ひらもとほだか-平元穂高



http://mainichi.jp/select/news/20141205k0000m040086000c.html

殺人未遂容疑:国道8号で連続襲撃…36歳逮捕、3人けが

毎日新聞 2014年12月04日 21時43分(最終更新 12月04日 22時35分)
任意同行時に平元容疑者が乗っていたという乗用車=金沢西署で2014年12月4日、中津川甫撮影

 石川県白山、野々市(ののいち)、金沢各市の国道8号で4日未明、車を運転していた30〜50代の男性3人が、車で前方に割り込んできた男から暴行を受けたり、刃物で切り付けられたりしていずれも軽傷を負う事件が約30分間に3件相次いだ。県警は同一犯による連続通り魔事件と見て捜査し、現場から逃走した黒い乗用車を同日昼ごろ白山市内で発見。乗っていた白山市石同新町、無職、平元穂高容疑者(36)が事件に関わったとして、殺人未遂容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、4日午前0時45分ごろ、金沢市森戸2の国道8号で、運転代行の車を停車させて運転席ドアを開け、40代男性運転手=白山市=を殺害しようとして刃物で顔を切りつけ、約3週間のけがをさせたとしている。

 県警によると、平元容疑者は「3日に派遣社員の仕事を辞め、いらいらして酒を飲んだ。その後はよく覚えていない」と述べ、容疑を否認しているという。

 金沢市の事件の30分前、白山市乾町の国道8号で、50代会社員男性=同県能美(のみ)市=が乗用車で走行中、追い越し車線から前に割り込んできた車の男から「けんかしたい。ぶっ殺すぞ」と車外に引きずり降ろされて殴られ、顔や頭などを打撲した。その約25分後、北東に約1キロ離れた野々市市蓮花寺町でも、運転中の30代会社員男性=野々市市=が因縁を付けられ、棒のようなもので殴られ、頭などに傷を負った。

 県警は、いずれも平元容疑者がかかわったとみて調べている。国道8号は石川県南部を走る通行量の多い道路。【中津川甫、大原一城】