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おおかわらゆうき-大河原優樹


おおかわらゆうき-大河原優樹
  1. 大河原優樹
  2. 児童虐待

  1. 死刑が相当だ。
  2. 見殺しにするだけで役立たずの児童相談所や警察も罰を受けるべきだ。



http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201601/CK2016011302000187.html?ref=rank

狭山3歳死亡 泣く姿を住民ら目撃 市側は「兆候みられず」
   
2016年1月13日

 藤本容疑者らが住んでいたマンション=狭山市で

 羽月ちゃんが死亡しているのが見つかったマンション付近では、住民たちが何度も羽月ちゃんらしき女児が泣く様子を目撃していた。
 近くに住む三十代の女性は、昨年六月の深夜に、羽月ちゃんの母親の無職藤本彩香容疑者(22)と同居する大河原優樹容疑者(24)=いずれも保護責任者遺棄容疑で逮捕=が、自宅の玄関前で口論する姿を目撃。「藤本容疑者のほうが大声を出していた。男の人が家のドアを閉めちゃって、藤本容疑者は、子どもを置き去りにしてどこかに行ってしまった。女児一人が残され『ママー』と叫び、しばらく大声で泣き続けていた」と話す。
 マンションの隣の青果店の店主(65)は「昨年末ごろ、泣き続ける子どもの声が部屋から聞こえてきた。二時間以上泣いていたと思う」と顔をしかめた。藤本容疑者の知人男性(61)は「青果店で女児を連れて買い物をしていたが、言葉の暴力がすごかった。泣き続けていると、威圧的に怒鳴り散らしていた。子どももおびえていた」と話す。
 一方、行政側にも羽月ちゃんの状況を把握する機会はあったものの、見抜けていなかった。
 市保健センターによると、羽月ちゃんは一二年八月に生まれてから、市が実施している四カ月児、一歳六カ月児、三歳児の乳幼児健診を一度も受けていなかった。センターは一三年四月と一四年七月の二回、未受診者を対象とする家庭訪問を実施した。
 この際、藤本容疑者は未受診の理由を「忙しかったから」「車を持っていないため行けなかった」などと説明。いずれも羽月ちゃんの顔や手足などに傷やあざは認められず、センターは「問題なし」と判断した。ただ、三歳児健診の受診期限の今月が過ぎた場合、訪問などの対応を検討する予定だったという。
 また、羽月ちゃんは昨年六~七月の二カ月間、現在の自宅近くの市立保育所に通っていたが、通所日数は計十六日間しかなかった。保育所は、休む場合はその都度、藤本容疑者に理由を確認しており、「虐待やその兆候はみられなかった」としている。羽月ちゃんは砂遊びやままごとが好きで、市の担当者は「保育所では活発に遊んだり、給食をよく食べていたと聞いている」と話した。
 市には虐待に関する住民らからの情報提供はなく、藤本容疑者の世帯は、市や狭山署、所沢児童相談所などでつくる市要保護児童対策地域協議会の対象世帯にもなっていなかった。
 狭山市のマンションで、三歳の藤本羽月(はづき)ちゃんがやけどをしたまま放置され、死亡していた事件。遺体には複数の傷があり、昨年には二回、付近住民の通報で狭山署員が現場を訪ねていた。健康診断未受診など育児放棄や虐待を疑わせる状況もありながら、なぜ幼い命を救えなかったのか。現場付近の住民からは「もっと早く異変に気づいてやれれば」と悔やむ声も上がっている。 (服部展和、西川正志、井上真典)