かとうともひろ-加藤智大
- 加藤智大(32)
- 最高裁上告棄却
- 死刑確定
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http://www.asahi.com/articles/ASH223JJ9H22UTIL00G.html
秋葉原殺傷事件、被告の死刑確定へ 最高裁が上告退ける
2015年2月2日15時54分
東京・秋 葉原で2008年、7人が死亡し、10人がけがをした無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われた元派遣社員の加藤智大被告(32)の上告審判決が2日、最 高裁第一小法廷であった。桜井龍子裁判長は、一、二審の死刑判決を不服とした加藤被告の上告を退けた。死刑判決が確定する。
判決によると、加藤被告は08年6月、秋葉原の歩行者天国にトラックで突入し5人を殺傷、その後にダガーナイフで12人を殺傷した。
被告側は 昨年12月の上告審の弁論で「犯行時は心神喪失か心神耗弱の状態だった疑いがある」と主張。「死刑は重すぎる」と減刑を求めたが、小法廷は判決で「周到な 準備のもと、強固な殺意に基づき、残虐な態様により敢行された」として退けた。その上で「社会に与えた衝撃は大きく、遺族らの処罰感情も峻烈(しゅんれ つ)だ」とし、死刑はやむを得ないと結論づけた。
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- 7人も無差別に殺害したのだから極刑(日本は死刑)になるのは止むを得ないと誰でも思うだろうが、本当の問題は何か改めて考える必要がある。
- 彼を追い込んだ漠然とした社会的要因を論じているようでは駄目だろう。彼に虐めを繰り返した存在、見て見ぬ振りした存在、彼に手を差し伸ばさなかった存在、彼らの証言はどのように捕捉され、理解されたのか。何もわからない。
- 苛められて自殺したら騒いで犯人捜しをする。自殺しないで自暴自棄になって社会に迷惑を掛ければ、犯罪者として罰せられる。これが司法の姿勢なのか。特にこの事件では苛めた連中は何の罪にも問われず社会的制裁も受けず今も工場勤務だろうか。
- 彼を暴挙に追い込んだ虐めの張本人たちにも罪を充てるように被害者や被害者遺族は声を上げていいのではないか。