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さかえかずと-栄和人




さかえかずと-栄和人

  1. 問題が多過ぎる。日本相撲協会の劣悪度に匹敵する問題状況だ。どの方面から見ても、この栄和人なる人は限りなく犯罪者に見えてしまう。
  2. ある弁護士はレスリング協会の不適切な状態を告発した。2018年1月のこと。告発状を受け取った内閣府は無視、隠ぺい、誤魔化して無反応。問題が表に出たのは内閣府がいつまでも動かないから堪りかねて正義の徒がメディアに告発状の事実を伝えてからだ。
  3. 取材カメラに追いかけられた栄和人はしっかり白状した。「自分は何もやっていない」「相手の受け止め方の問題」と。強化本部長として歴史の担い手の伊調薫をどのようにサポートしたかが問題なのに何もやらない。放置。無視。これだけで栄和人の犯罪性は明らか。栄は伊調の準備状況をケアして必要な手を打つべきだが、この馬鹿は何もしてない。
  4. 栄の馬鹿は何もしないどころか伊調を助けようとする人(田南部力(たなべちから))を恫喝していたようだ。最低だろう。強化本部長でなくて弱体化本部長ではないか。栄の狙いは伊調をどかせて自分の息の掛かった選手、それも身内の人間らしいが、それの出場を果たすために伊調を邪魔者扱いするのだ。
  5. 栄が田南部に男子をしっかりやってから女子をやれと言ったが、しっかりやってからの意味がまるで違う。しっかりはとことんやれと言うことだ。適当にやってからともいえない。
  6. 栄は伊調の練習環境を潰すことにも熱心。警視庁は伊調の出入りを禁止していないと表明したが、実際に練習に参加した日付データを出すこともできない。事実は警視庁に出入りしていないことを示すだけ。言い訳しても事実は変えられない。
  7. 日本レスリング協会は即座にパワハラの事実はないと表明した。調査もしないで結論を出している。これはパワハラの存在を示している。隠蔽体質を証明している。根拠を示さないでご都合の結論を出しているだけだ。事実より都合。
  8. 林文科相も最低だね。事実確認をレスリング協会に指示している。犯人に犯罪があったかどうか調べろと指示するようなものだ。林は何も問題が無かったことにしたいと言うことだけは分かる。結局、内閣府も、文科相も、レスリング協会も、全員が隠蔽体質の当事者だ。
  9. こいつらは栄和人も含めて全員が口を揃えて伊調の邪魔をしていないと言うが事実は伊調は殆ど練習に参加できていないと言うことだけだ。お前ら全員が仕事をしていないということだ。一体どういうヘルプ、サポートをやったのか。何もやっていないなら今座っている椅子から降りろ。



http://biz-journal.jp/2018/03/post_22534.html

2018.03.05
連載 連載
山田修「間違いだらけのビジネス戦略」
【伊調馨パワハラ告発】レスリング協会、「即刻否定」直後に「調査」への疑問
文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント


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写真:ロイター/アフロ

 女子レスリングでオリンピック4連覇を果たした伊調馨選手(33)が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを繰り返し受けていたとする告発状が、レスリング関係者から代理人弁護士を通じて内閣府の公益認定等委員会に出されていた。

 起こったとされる事案、そして告発のアプローチや告発された側の組織防衛的な対応が、昨年11月に起こった大相撲の横綱・日馬富士による暴行事件と構造的に酷似している。ときに上下関係に厳しいムラ社会ともいわれるスポーツ界の問題について、考えてみたい。
告発されたほうは「臭いものには蓋」をしようとする

 その告発状は伊調選手本人が出したものではなく、いわば事態に憤慨した複数のレスリング関係者が提起したという。そのなかには、オリンピック出場経験のある選手もいるそうだが、告発者は表に出ることはなく、貞友義典弁護士が代理人となっている。

「この告発状は、五輪出場選手を含む複数の協会関係者から依頼され、作成したものです。(略)しかし内閣府は『参考にする』と言うのみで、一ヶ月以上経っても調査に動く気配すらありません」(貞友弁護士、「週刊文春」<文芸春秋/3月8日号>より)

 告発状の概要はすでに大きく報じられているので、ここでは告発されたほうの対応に触れておきたい。告発されたのは、伊調選手の恩師でもある栄氏だ。栄氏は五輪女子金メダリストを複数輩出している至学館大学レスリング部の監督であり、日本レスリング協会で男女を統括する強化本部長でもある。いわばレスリング界で一定の権力を持つ。

 告発状の存在が報道され、大きな話題となってすぐ、日本レスリング協会は3月1日に「見解」を発表した。一部を抜粋する。

「まず、当協会が伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はございません。同様に、当協会が田南部力男子フリースタイル日本代表コーチに対し、伊調選手への指導をしないよう、不当な圧力をかけた事実もございません」

 こういう文章は「木で鼻をくくったような」と評することができる。問題の告発文は、同協会幹部のパワハラ疑惑を糾弾したものだ。このレスリング協会の声明直後の3月2日、林芳正文部科学相は同協会が伊調選手と栄氏に調査を行うと発表したが、同協会は「事実はございません」とする見解を出す前に、指弾されている栄氏の行動がどうだったのか、それに対する事実確認や見解の表明が必要だったといえよう。報道が明らかとなった後、短時間で出された「見解」なら、「これから十全に調査する」という表現が最低限の誠意ある見解といえる。ちなみに日本レスリング協会副会長である馳浩元文部科学大臣は、「私たちと強化本部長、伊調選手が一緒にテーブルを囲んで話をすれば済む話だと基本的に思っている」との見解を示している。

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2018.03.05
連載 連載
山田修「間違いだらけのビジネス戦略」
【伊調馨パワハラ告発】レスリング協会、「即刻否定」直後に「調査」への疑問
文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント

相撲協会もレスリング協会もムラ社会

 今回の事件と、前述の日馬富士による暴行事件が構造的にどのように似ているのか。プレイヤーズ・セオリー(登場人物と役割)によって見てみよう。

 今回被害者とされる伊調選手、暴行事件の被害者である貴ノ岩は、個人競技を闘うアスリートという点で共通している。加害者とされたのは、今回は栄氏、前回は日馬富士で、いずれも組織のなかで大きな権力あるいは影響力を持っている人物である。敬意を持って遇され一目置かれているので、被害者よりも防衛的に扱われ、あるいは忖度が働いているような存在と見ることができる。

 組織として対応しているのは、前者ではレスリング協会、後者では日本相撲協会で、格闘競技の協会だ。

 レスリング協会は前述のとおり「事実はございません」との見解を示し、相撲協会の八角理事長は貴乃花親方に被害届を取り下げるよう圧力を掛けたと貴乃花親方自身が証言している。いずれも組織防衛的に被告発者の権益を守るような言動をして、結果として告発者や被害者の立場を軽視するかたちで対応していた。

 被害者とされる当事者の対応も興味深い。伊調選手は前出「週刊文春」の取材に対してパワハラの事実を認めているものの、報道直後に所属会社を通じて「告発状については一切関わっておりません」との声明を出した。貴ノ岩は、事件の翌日わざわざ日馬富士に謝罪し、傷を押して稽古を行ったと報じられている。

 狭いムラ社会であるスポーツ界で生きる選手たちは、「その後」のことを考えて、事態を荒立てるのをためらう傾向が強いようだ。

貴乃花親方の見識と矜持

 さて、一見無関係のような2つの事案だが、今回のパワハラ疑惑が公けになったタイミングから、私は相関があると見ている。伊調選手が練習場などについて不利な立場に置かれていたことや、栄氏が田南部力コーチにモスクワでの世界選手権の折にホテルのロビーで「伊調のコーチをしないように」と発言したと告発されているが、「レスリング関係者の間では知られた話」というコメントが多数報じられている。これはつまり、「レスリング界の人々はみんな知っているのに、知らないふりをしている」「悪いことが糾されていない」ということだ。

 多くの関係者が知っている事実が告発によって公けとなったという構図は、日馬富士による暴行事件と同じではないか。暴行事件は昨年11月から12月にかけて大きく報じられ続けた。被害者側である貴乃花親方への非難もあったが、加害者の日馬富士は引退というペナルティを負い、傷害罪で略式起訴され、鳥取簡裁から略式命令を受けて罰金50万円を納付している。

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2018.03.05
連載
山田修「間違いだらけのビジネス戦略」
【伊調馨パワハラ告発】レスリング協会、「即刻否定」直後に「調査」への疑問
文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント

 今回のパワハラ疑惑の告発者は、日馬富士による暴行事件が公けになる経緯と結果を見て勇気付けられ背中を押されたということも、告発状が提出されたタイミング(1月18日)から推察される。

 日馬富士による暴行事件の際は、メディアに東京相撲記者クラブ会友や相撲ジャーナリストが登場した。彼らの大部分は相撲協会と共存共栄しているような立場であり、得てして相撲協会寄り、八角理事長擁護、貴乃花親方批判というスタンスに立っていた。そのような体制側からの指弾を浴びながら毅然として刑事事件としての立件を実現した貴乃花親方の見識は高く評価されるべきだ。

 今回の伊調選手パワハラ疑惑についても、日馬富士による暴行事件がたどったような、社会的常識に則ったかたちでの解決に向かってほしい。組織の上位者からのハラスメントに対して、毅然として声を上げる風潮が後押しされるべきだ。
(文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント)

※ 本連載記事が『残念な経営者 誇れる経営者』(ぱる出版/山田修)として発売中です。


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撮影=キタムラサキコ

●山田修(やまだ・おさむ)
ビジネス評論家、経営コンサルタント、MBA経営代表取締役。20年以上にわたり外資4社及び日系2社で社長を歴任。業態・規模にかかわらず、不調業績をすべて回復させ「企業再生経営者」と評される。実践的な経営戦略の立案指導の第一人者。「戦略策定道場」として定評がある「リーダーズブートキャンプ」の主任講師。1949年生まれ。学習院大学修士。米国サンダーバードMBA、元同校准教授・日本同窓会長。法政大学博士課程(経営学)。国際経営戦略研究学会員。著書に 『本当に使える戦略の立て方 5つのステップ』、『本当に使える経営戦略・使えない経営戦略』(共にぱる出版)、『あなたの会社は部長がつぶす!』(フォレスト出版)、『MBA社長の実践 「社会人勉強心得帖」』(プレジデント社)、『MBA社長の「ロジカル・マネジメント」-私の方法』(講談社)ほか多数。

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国民栄誉賞を伊調薫に授与した人へ!

お前、都合よくメダリストを利用するだけでなく、栄誉賞に相応しい最低限のケアをしろよ。それがお前の責任だ。これだけ騒ぎになっていて、俺は知らない、聞いてないで済ますな。

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